
看護師3年目。飛躍の年だと言われる年に突然妊娠!喜びもありますが、ツライ悪阻の症状が出ることありますよね?
こちらの記事では、看護師3年目で妊娠しツライ悪阻を乗り切るコツと、私の体験談をご紹介します。
看護師3年目!突然の妊娠!ツライ悪阻とうまく付き合うコツ私の体験談!

看護師3年目
上司、先輩達からも期待されリーダー業務など任されるようになり、身が引き締まる思いで仕事をしていました。
その矢先!
ある日夜勤明けで、急に「うっ」(゚д゚)!と気持ち悪くなったのです。
夏だったので、夏バテかなと軽く思っていました。
それからなんとなく倦怠感が3週間続いたのちある準夜勤の日、
今まで感じたことのない気だるさ、食欲不振でしたが、急に夜勤を休むわけには・・・と出勤しました。
上司や先輩に、何気に症状を伝えると「ん?それ妊娠してるんじゃない?」と言われたのです。
言われるまで、妊娠だとは全く思わず過ごしてしました。
次の日、自宅で検査薬で反応があり、すぐ産婦人科へ直行です。
「妊娠しています。」確定診断。
次の日、すぐに上司に報告。
周りにご迷惑をおかけすることになるかもしれませんし、ご協力もしていただくこともあるかもしれないと思ったからです。
妊娠しているんだと気にしすぎるようになってから、
- 胃のムカムカ
- 倦怠感
- 吐き気
私の悪阻3つの症状が、後期にまで続きました。
私が悪阻を乗り切った方法
- 仕事に飴やクッキーを持参していた。
- どうしても悪阻が強い時は、食事介助などニオイがある業務は変わってもらっていた。
- 冷たい飲み物を少しずつ摂取すると、喉がすっきりとして悪阻が軽減していた。
- 悪阻の時、お昼ご飯はリンゴが食べやすかった。
- 悪阻に集中しないように、仕事で気を紛らわせていた。
看護師の仕事はとても大変ですが、悪阻とうまく付き合っていかなければなりません。
悪阻の症状も人それぞれです。
仕事をする上で周囲の理解は必要になってきます。
私の体験談がお役に立てれるか分かりませんが、同じ症状がある方は是非、参考にしてみて下さい。
周囲の理解が必要のため、早めに上司に妊娠を報告

妊娠すると、悪阻の症状で難しくなる業務が出てきたり、重い物を持ち上げたりすることも注意する必要があります。
体調が変わり、勤務形態を変えることも出てくるかもしれません。
自分のことで職場に急に迷惑をかけることになるのは避けたいですよね。
初産の場合は、何もかも初めてで不安や強いストレスを生じることもあります。
私も初産の時は、不安が多かったです。
特に初期は悪阻や倦怠感などの症状で仕事に影響が出るときがありますので、周囲からの理解があった方が良いです。
病院で診断を受け、できるだけ早めに上司報告することをおすすめします。
勤務中に悪阻が出た場合の対処法

人によって悪阻の症状に差がありますが、対処方法をご紹介します。
勤務中に食事介助や排泄介助、創部処置などの時、悪阻の症状が出やすいです。
日によって悪阻の症状も軽い時と重い時がありますので、ご自身ができる仕事をしましょう。
症状が軽い時は食事介助など実施してみたり、症状が重い時は、悪阻が出やすい仕事は変わってもらいましょう。
大丈夫です。理解がある職場なら、協力してくれます。
気をつかう、言いにくいと思うかもしれませんが、女性が多い職場ですので、きっと理解してくれる方はほとんどでしょう。
決して無理はしないで下さい。
悪阻がツライ時は、夜勤回数を減らすか免除してもらおう

悪阻はだいたい一般的に妊娠8週~11週頃と言われています。
ちょうど妊娠3ヶ月目の時期です。
一般的に妊娠5か月(16~19週)~6か月(20~23週)頃で悪阻が落ち着いてくることが多いようですが、出産まで続く人もいます。
妊娠中の夜勤業務は思った以上に過酷な時もあります。
特に夜勤でも忙しい職場は、休む時間がなく負担になる可能性はあります。
日勤業務なら、倦怠感が強いときやお腹が張ったときに変わってもらえ休憩できる職場は多いと思います。
しかし、夜勤は看護師の人数が少ないため、
- 倦怠感が強くてツライ
- 悪阻の症状が出た
- お腹が張る
などの症状が出てもなかなか休めず、つい無理をしてしまいがちです。
私がそうでした。
夜勤中によく悪阻が強くしんどい、お腹も張っていました。
しかし、忙しくて言えませんでした。
日勤なら人数がある程度いますので、言えたのですが(^^;)
当時、私は後期まで悪阻がありました。
白衣はワンピースでしたし初産のこともあり十分な冷え対策もせず
- 吐き気がする
- 倦怠感が強い
- お腹が張る
その状態で夜勤をしていた結果
妊娠7.8か月のことでした。切迫早産になり絶対安静となったのです。
産婦人科の先生から「まだ、夜勤してるの!?」と叱られたことを覚えています。
その時、自分を責めましたね。
切迫早産の診断を受け、本当にショックで泣きました。
周囲に迷惑をかけたくない気持ちが勝ってしまい、夜勤の回数を減らしてもらうとか、免除してもらうとかの相談をしませんでした。
結局、絶対安静なので仕事を急に休むことになったわけです。
悪阻は初期の頃が多いですが、初期も流産のリスクがあるため、無理はせず夜勤回数を減らしてもらうか、免除してもらうか相談をしましょう。
慎重に勤務をしていただけたらと思います。
妊娠中は何事もなく、できれば心身ともに無理をしないよう穏やかに過ごしたいですよね。
場合によっては負担の少ない部署に異動させてもらう

今働いている職場が、負担が強い場合は、負担が少ない部署に異動することも考えても良いかもしれません。
看護師はどこ行っても立ち仕事が多いですが、介助が少ない部署や夜勤がない部署、比較的落ち着いている部署などあると思いますので、相談してみてはいかがでしょうか。
やはり身体が1番ですよね(^^)しかも、2人分です。
【参考】
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仕事を休むべき「悪阻の症状」

仕事を休んだ方良い症状
- 吐き気、嘔吐を繰り返す場合
- 水も食事も摂ることができない場合。
- 起き上がることができない場合。
- 動悸等の症状が現れた場合。
- 体力が低下してフラフラ状態の場合。
- 体重が極度に減少した場合。
- 重度の倦怠感がある場合。
上記の症状がある場合は、無理をせず仕事を休んで下さいね。
産婦人科の診察を受けた方が良いです。
ひどい場合は診断書を書いてもらえる?
書いてもらえます。
「母健連絡カード(母性健康管理指導事項連絡カード)」です。
妊娠中や出産後の働く女性のために作られた書類で、つわりなどで普段通りに働けないときに診断書代わりとなるそうです。かかりつけの医師に相談してみましょう。
カードを女性が職場に提出することで次のような対応を受けることができます。
・勤務時間の短縮
・休憩時間の延長や変更など
・負担の大きい作業の制限
・休業(自宅療養または入院加療)
など。
費用は病院によるかもしれませんが、調べてみますと2,000~4,000円前後で発行してもらえることが多いようです。
気になる人はかかりつけの病院に料金を確認してみるのも良いかもしれません。
引用:厚生労働省委託 母性健康管理サイト
悪阻以外の診断書
妊婦貧血
妊娠することによってひきおこされる貧血。症状は、軽度のものはほとんど無症状。
重症になると、めまい、動悸、息切れなどがおこり、皮膚や爪が蒼白になる。
妊娠高血圧
妊娠20週以降に初めて高血圧が発症し,分娩後12 週までに正常に戻る場合。
最高血圧が160mmHg以上または最低血圧110mmHg以上。
切迫流産
妊娠22週未満で流産を起こしそうになっている状態。
下腹部痛、下腹部の張り、出血、褐色のおりもの等が徴候として現われる。
切迫早産
妊娠22週以降から妊娠36週6日までで早産しそうになっている状態。
下腹部痛、下腹部の張り、破水などが徴候として現れる。
妊娠糖尿病
妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常。
妊娠前から既に糖尿病と診断されている場合や、妊娠中に“明らかな糖尿病”と診断された場合は妊娠糖尿病には含めまれない。
前置胎盤
胎盤が赤ちゃんよりも下(膣)側にある状態。胎盤→赤ちゃんの順に下から出てしまうと、胎盤が出る時に大出血する危険性がある。
理解がない職場は退職を考える

上司がシフト調整をしてくれない
妊娠を報告した後に、上司がシフトなど考慮してくれるかどうかです。
今までと同じ動きや仕事量をこなすことは難しくなってきます。
夜勤や残業が難しいと感じ相談しても、聞いてくれず今までと同じ仕事内容を求めてくるようなら、異動させてもらうか、退職することを考えた方が良いかもしれません。
職場周囲の理解、協力がない
職場周囲の理解がない所はあまりないと思いますが、中には
- 妊婦だからといって甘えないで
- 業務が多くなり私達に支障がでる
- 夜勤しなくていいなんていいなー
など。
嫌味を言う方もいらっしゃるかもしれません。
そんな中で働くのは、本当にストレスです。
妊婦さんが働く環境にしては、残念な環境ですし、育児休暇明けで働きたいとも思いませんよね。
その場合、ご家族で相談して今後のことを考えてみて下さい。
もし今の職場で異動ができ、時短勤務ができ、子育てと両立できる場所なら退職をするのではなく、産休、育休を取られた方が良いです。
反対に上記のことが難しい職場なら、退職した方良いでしょう。
子育てと両立できる職場はたくさんあるはずです。
退職を決めた方は、出産後も効率よく転職活動がしやすいよう、看護師転職サイトへ相談してみてはいかかでしょうか。
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子育てと両立しやすい職場を探してもらいましょう。

いかがでしたか。悪阻は人それぞれ症状が違いますが、本当にツライ時は無理は禁物です。
今の職場では無理だと思ったら、退職を決断することも必要です。
元気な赤ちゃんに出会えることを楽しみにして、ツライ悪阻を乗り切りましょう。