看護師1年目もしんどい時期ですが、看護師3年目もしんどい時期が来た!!と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私が、看護師3年目の時は色々任されるようになり、後輩もでき、しっかりしないといけないというプレッシャーでしんどかった時期がありました。
こちらの記事では、看護師3年目でしんどいと感じている方に原因別対処法をご紹介します。
看護師3年目が主にしんどいと感じる原因と対処法

リーダー業務を任される
看護師3年目になるとリーダー業務を任されることが増えてきます。
自分の仕事だけではなく
- 全体の把握、動き、指導
- 他の部署との連携、調整
- 医師に状況報告、指示受け
- 業務を振り分け
など、業務がスムーズに回るように円滑な交渉や調整をする必要があります。
リーダー業務が憂鬱になり、しんどいと感じる方もいます。
対処法
リーダー業務もはじめは、慣れてくるまでは大変です。分からないことがあれば、先輩や上司に相談し指示をもらいながらこなしていきましょう。
スタッフに助けてもらっていいんです。
徐々に慣れてきます。慣れてきたら、リーダー業務にもやりがいを感じるようになります。
委員会や教育係に追われる
委員会活動で業務外が発生したり、後輩のプリセプターを任されるようになることが多くなります。
せっかく慣れてきた仕事が、今度は3年目になるとプリセプターとして1年目のフォローをしていかなれればなりません。
対処法
委員会などで残業が多くなってしんどい場合は、同じ悩みをもっている先輩や同僚がいるはずです。
1人では言いづらいですが、同じ悩みを抱えている方と一緒に師長に相談してみても良いと感じます。
現在は病院でも働き方改革が進んでおり、残業削減や看護師の退職防止に取り組んでいるところが多いようです。
相談することも大切です。
1人で業務をするプレッシャーと不安
先輩がついてくれていた業務も、1人でこなさなければいけないというプレッシャーと不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際私はそうでした。「大丈夫かな?」「無事に終わりますように。」
など、不安を感じていましたね。
頼まれる業務も多くなりますので、プレッシャーに押しつぶされそうになったこともあります。
3年目の「しんんどい」と感じるところでした。
対処法
責任ある業務は不安やプレッシャーを感じますが、その分慣れてくるとやりがいにも繋がります。
しんどい時期はスタッフに助けてもらったり、信頼できる上司や先輩に相談することで不安を解消できることもあります。
私は実際、先輩に相談していました。吐き出すことで気持ちも楽になり、先輩からもアドバイスをいただけたのでの乗り切ることができました。
しんどい時は、1人で悩まず周りに助けを求めることも大切です。
人間関係の板挟み
3年目の看護師は、後輩ができて教える側へとなります。
初めての新人教育でプリセプティーと上手くいかず、イライラすることが多くなったり、先輩と後輩の板挟みとなったりと、人間関係の悩みも増えていきます。
看護師の仕事は、責任ある仕事で大変なうえにさらに人間関係の板挟みで悩むことになるとしんどいですよね。
人間関係から解放されたいと思っている看護師も多いようです。
対処法
プリセプティーと上手くいかなくなるのは避けたいですよね。
4つのポイントはこちら
- 責任ある仕事なので、言わないといけないところはしっかり伝える
- できたところはしっかり褒める
- 悩んでいる時はしっかりフォローする
- コミュニケーションをしっかりとる
私は上記4つのことを重要視し、指導をしていました。
やはりできたところをしっかり褒めてあげることで、本人もやる気が出てきますし、笑顔がでます。
今何に悩んでいるかなど、後輩の話しを傾聴することと、プリセプターとして看護師の仕事は責任ある仕事であるということもしっかり伝えることも大切です。
コミュニケーションはとても重要なのです。
3年目はストレスを感じることが多い
上記でご紹介した、主な原因によりストレスを感じることも多くなります。
- 上司、先輩からも期待され、業務を任される
- 後輩ができ教育や指導
- 責任あるリーダー業務
といった3年目では避けて通れない経験ではないでしょうか。
その経験は自分の財産になりますので、頑張れそうでしたらどうか乗り切って下さい。
しかし、どうしても「しんどい」と感じる場合は、
- 誰かに相談する⇒吐き出すことで気持ちが楽になる
- 有休をとって気分転換する⇒休息は重要。
また、頑張ろうという気持ちになります。
下記記事の最後におすすめストレス発散法を書いています。ご参考に(^^♪
ストレス発散しても、「しんどい」「憂鬱」「環境を変えて新たな場所で頑張りたい」と感じたら環境を変えることも良いでしょう。
しかし、看護師3年目でしたらもう少し頑張って看護師経験3年以上での転職を視野に入れて考えることをおすすめします。
看護師3年目と3年以上で転職するとではどう違う?

看護師3年以上になると転職先の幅が広がる
看護師3年目でも1、2年目よりは転職先に困ることは少ないですが、できれば3年以上(3年目の終わる頃)の方がある程度、知識、技術があり即戦力となると思われます。
求人に経験年数3年以上となっている求人もありますので、3年以上の方が転職先の幅は広がります。
また、お給料などの待遇面でも良くなりやすいです。
3年以上の経験があれば、すぐ辞めてしまうのではないか。と思われにくい。
最初の病院で3年続けていることで、すぐ辞めてしまうのではないか。とは思われにくいですし、3年きっちり働けば、次の転職の際も継続面やスキルの面では不安とされにくいです。
3年目であれば、もう少し我慢して3年が終わる頃に転職される方がベストでしょう。
転職先が決まってから退職しよう
職場に退職を伝える時期として、1~3ヵ月前に伝える必要がある職場が多いです。
早めに看護師転職サイトに登録して、プロのコンサルタントに相談しましょう。
3年目はまだ金銭面の蓄えが少なく、その中で退職をしてしまうと金銭的に苦労し、慌てて転職してしまうことになり、転職先を妥協してしまうことになりがちです。
そのため、転職先を見つけてから退職した方が良いでしょう。
いかかでしたか。看護師3年目は避けては通れない試練があります。
しかし、必ず自分が成長できる経験です。乗り切ればやりがいを感じるでしょう。
看護師経験3年以上となれば、転職先の幅も広がり新たな場所で挑戦することはとても素晴らしいことです。
看護師3年目で転職を考えている方は、希望する入職時期など、早めに看護師転職サイトのコンサルタントに転職先を相談してみて下さいね。
応援しています。