
病棟での看護師をしていると、体力的にも精神的にも疲れ、1度は辞めたいと思ったことありませんか?私は、3年半程病棟で働いていました。
体力的にも精神的にも疲弊し病棟看護師を辞めたことで、メリットしかなかった体験談や病棟看護師を辞めたい原因や対処法などご紹介します。
病棟看護師を辞めた私の体験談
新人の時から約3年半、病棟で働いていました。
育休明けで忙しい病棟に異動となり、残業も多々あり。業務をこなすことで精一杯で患者様の話しもゆっくり聞く余裕がありませんでした。
ただ、業務を必死にこなすだけの看護。自分に余裕もなく、体力的にも精神的にも疲弊していったのです。
私にとって子育てと病棟看護の仕事の両立はとてもツライものでした。
20代で肺炎になってしまい、病棟看護師を辞めようと決意。
夜勤がなく、日祝休みのクリニックや健診、訪問看護へ転職
私が病棟看護師を辞めて感じたメリット
- 夜勤がない
- 日、祝日休み
- 急変対応などの処置が少なく精神的に楽
- 体力的に楽
- 子育てと両立しやすい
病棟看護師を辞めて、体調を崩しにくくなりました。肺炎にもなっていません。
夜勤もなく、日祝休みの職場に転職したので子育てとの両立もしやすいです。
私の体験談が少しでもお役にたてていただければ幸いです。
私が病棟看護師を辞めて感じたデメリット
- 夜勤手当がなくなる
- 高度なスキルアップは難しい
病棟看護師を辞めて日勤のみですと、夜勤手当はなくなります。お給料は少し低くなるかもしれません。

病棟看護師を辞めたい主な原因
- 人間関係にうんざり
- 夜勤がツライ
- 頻回になるナースコールで気が緩めない イライラすることが多い
- 業務が激務
- 高度な技術、観察力が求められ精神的にツライ
- 子育てとの両立が難しい
- 急な体調不良などで休みずらい
人間関係にうんざり
病棟看護師は、業務が忙しいためピリピリすることも多いです。仕事が遅い人や、できない人がいると、冷たい態度をとる方もいます。
そうなると、コミュニケーション不足となり人間関係が悪くなりやすいです。
雰囲気が悪くなると、人間関係にうんざりします。
対処法
病棟看護師は人数が多いので、合う合わない方は時にはいます。
業務のことでコミュニケーションは最低限必要です。割り切ってうまく伝えることは伝える。聞くときは、話しを傾聴しましょう。
仕事のペースも人それぞれです。あまりにも遅い方がいれば「大丈夫?」と声をかけてあげたり、手伝ってあげたりしていると、自然にチームワークができてくるのではないでしょうか。
夜勤がツライ
病棟看護師といえば、夜勤がある場合が多いですよね。
夜勤時間は2交代の場合時間が長い、3交代も日勤深夜の勤務がツライ、生活リズムが乱れる、少人数なので急変や急な入院などあると思うと精神的にキツイなど。
対処法
夜勤がツライ、しんどい、向いていないと感じたら夜勤がない職場に転職することをおすすめします。
夜勤がなく働きやすい職場はたくさんあります。
看護師転職サイトに登録して効率良く自分に合った働く場所を探してもらいましょう。
頻回になるナースコールで気が緩めない イライラすることがある
多忙な病棟ですとナースコールが頻回になることも。
患者様は何かあればナースコールを押しますよね。決して気が緩めません。
時には「話しを聞いてほしい。」「帰りたい。」というコールもありますよね。
ゆっくり話しを聞いてあげたいけど、業務に追われて余裕がなくなります。
対処法
ナースコールはとても大事です。押さないで!ということはできませんので、仕方ありません。
気を緩むことはなかなかできません。
オフの際にうまくストレス発散やで気分転換をすることで、日頃の疲れを癒して下さい。
気持ちに余裕がうまれイライラすることが少なくなるかもしれません。
【参考】ストレス発散法の記事はこちら⇩
業務が激務
バイタルチェク、ケア、処置介助、点滴、体位変換、経管栄養、食事介助、急変時対応など、たくさんあります。体力がない人はキツイかもしれません。
残業になることも。
対処法
簡単なことではないかもしれませんが業務改善の相談ができそうなら、上司に相談するのも良いでしょう。
どうしても難しい場合は、部署異動や転職を視野に入れてみて下さい。
高度の技術、観察力が求められ精神的にツライ
病棟看護師は、重症な患者様も入院されているので高度な技術や、少しの状態変化でも気づくような観察力を求められることがあります。
常に神経をつかうので精神的にツライと感じることもあります。
対処法
スキルアップしたいと思っている方は、自然と勉強したり、研修に行ったり、高度なことでも自信をもって業務を行うことができると考えます。
しかし、ピリピリした雰囲気が苦手、神経すり減らす思いがすると感じる方は、自分に合った働き方ができる職場に転職した方が良いかもしれません。
子育てとの両立が難しい
忙しい病棟では、子育てしながらの勤務はとてもしんどかったです。
病棟勤務の時は、子供もまだ小さかったので急な熱でお迎えに行かないといけない時、スタッフが忙しくしている時は、帰りずらかったですね。
また、病棟看護師って本当に体力が必要です。激務を終わった後の子育ては正直、しんどかったです。ヘトヘトでした。
私も子供も頻回に体調不良になっていました。
対処法
病棟看護師は体力を使いますので、体力に自信がない方は外来に異動させていただいたり、病棟以外の職場に転職すると良いでしょう。
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急な体調不良などで休みずらい
病棟看護師は、リーダー業務、受け持ち、フリーとその日によって担当する役割が違いますが、受け持ちやリーダー業務が担当となっていた場合、とても休みずらいですよね。
申し訳ない気持ちになります。
対処法
子供の体調不良は仕方ありません。集団生活でまだ小さいと熱も出しやすいですよね。
割り切ってお休みしましょう。勤務する際は、休んだ分頑張れば良いです。
自分の体調はしっかり管理しましょう。
病棟看護師に向いていない人
病棟看護師に向いていない人
- 夜勤が苦手で生活リズムが崩れやすい人
- ゆっくり自分のペースで働きたい人
- 体力に自信がない人
- 大きな責任に耐えられない人
- 臨機応変の対応が苦手な人
夜勤が苦手で生活リズムが崩れやすい人
夜勤をすることにより、生活リズムが崩れツライと感じる方は、病棟看護師ではなく日勤のみの勤務場所を選んだ方が長い目でみると良いです。

病棟でも日勤のみの勤務が可能なら良いですが、病棟看護師は日勤のみの勤務の方が私はキツイと感じました。
ゆっくり自分のペースで働きたい人
病棟看護師はチームワークが大事ですし、業務内容が多いので効率良く仕事をこなす必要があります。
ゆっくり関わる仕事がしたい、自分のペースで働きたい方は訪問看護はおすすめです。
しかし、利用者の1日の訪問件数が多いと次の訪問の時間が立て続けにあることもあるため、しっかり情報取集することが大切です。
24時間対応もあるで、どの程度オンコールがあるかなども忘れずに情報収集しましょう。
体力に自信がない人
病棟はバタバタと忙しく、急な対応や処置になることもあります。ピリピリモードですと神経つかいますので、体力的にも精神的にも疲労感も強くなりますよね。
大きな責任に耐えられない人
重い病気やケガで入院される患者様も当然いらっしゃいますよね。
急変する可能性もあります。
責任感がある仕事ですが、その大きな責任に耐えられない人は仕事がツラくてたまらなく感じます。
臨機応変の対応が苦手な人
看護師の仕事はマニュアル通りというわけにはいかない時が多々あります。
患者様の状態の変化や急変対応など、臨機応変の対応が求められますよね。

臨機応変の対応が苦痛な方は病棟看護師以外の職場で働いた方が楽しく働けるかも。
自分に合った働き方、やりがいを感じながら働けることは幸せ
病棟看護師が向いていないと感じたら、違う職場で看護師として働くことも良いですよ。
苦痛で仕方なく働くのって、毎日憂鬱ですよね。
当然ですが病棟だけが看護師の職場ではないので、自分に合った職場で働くことができたら、本当にやりがいを感じますし幸せです。
自分に合った働き方で楽しく働きましょう♡
病棟で働くことで知識、技術は身につきます。
悩みもたくさんあると思います。
1度は乗り越えたかもしれませんが、自分はやっぱり病棟看護師は向いていない、辞めたいと感じたら転職することも選択肢として考えてみて下さいね。
応援しています。