
看護師の仕事は本当に大変ですよね。
実際働いてみて感じました。
看護師なんてなるんじゃなかった。
仕事行きたくない。
何週間も休んだ経験もあります。
こちらの記事では、あんなになりたかった看護師なのに挫折した経験、環境を変えたことで看護師として続けれたことをお伝えします。
今、環境を変えたい!転職を考えている!方は最後まで読んでいただければ幸いです。
はじめに看護師になりたかったきっかけ

看護師になりたいと思ったきっかけは、中学の時にナースのお仕事というドラマを観ていたのがきっかけでした(笑)主人公はドジで何かしらやらかす新人ナースと指導者である先輩とのコメディもあり、感動シーンもありという感じで面白いドラマでした。
現実はそうではありませんでしたが。
白衣の天使とも言われており、かっこいい!やりがいがある!
これだ!
と感じました。母が看護師をしていたこともあったのかもしれません。
最短で看護師になりたかったので当時、看護科がある高校に進学しました。
そして、卒業前に准看護師資格習得。高校卒業後、正看護師の資格をとるため、専門学校に2年行き、正看護師の資格をとりました。
私は、念願の看護師になった!!高校生からずっと看護師になることだけを思って頑張ってきた!と、とても嬉しかった事を覚えています。働くのも楽しみと思っていました。
看護師として働き始めて1年目で早くも挫折

私は、沢山の科がある総合病院に就職しました。色々勉強が出来、スキルアップも出来ると思ったからです。内科の急性病棟に配属になりました。当初は本当にウキウキでした。
しかし・・・・
現実は、人の命を預かる、絶対に間違えてはいけない、とても神経を使う仕事だと改めて実感しました。何もかも分からず、どうしていいのかも分からず(1年目なので当然ですが)
忙しすぎる病棟・・・リーダーの方に11時までに受け持ち患者さんの状態報告をしなければならず、当時は12人受け持ちすることもあり、バイタル測定で精一杯の状態でケアもなかなか出来ないこともありました。
なんでこんなに私出来ないんだろう・・・。
早くしないと叱られる・・・。
神経使う・・・。
もう嫌だ・・・辞めたい・・・。
と思うようになり、自分を責めるようになり仕事に行けなくなったのです。
私は看護師なんて向いていなかった・・・。違う仕事をしよう。と考えていました。
しかし、母から「違う病院に行ってみたら?そこだけが看護師として働く場所ではないでしょ。」と言われたので、悩みました。本当になりたかった看護師なのにここで辞めていいのか・・・でも自分には向いていない気もする・・・マイナス思考だらけでした。
しかし!
あんなに看護師になることばかり考えていたし、辞めて後悔しないだろうか・・・。と思い環境を変えてみようと転職を決意したのです。
新しい職場へ転職
思いきって転職。もう一度、看護師として頑張ってみようと決意!
思いきって転職しました。緩和ケア病棟に配属され、主に末期がんの方のがん性疼痛をコントロールをする病棟でした。最初は不安です。
がん性疼痛は本当に辛そうで、何とかしてあげたいという気持ちが芽生えたのを覚えています。時に不安で不安でどうしようもない患者さんもいました。ゆっくり話を傾聴するだけで
「ありがとう。」と言ってくださることもありました。
経験が浅かった私にとってバタバタ走り回る病棟ではなく、1人1人ゆっくり関われる職場に出会えたことで看護師として徐々に成長でき、看護師を辞めなかったことが出来たのだと思います。
その後3年働いたのち結婚、出産で転職することになり、整形外科で働くことになりました。とても忙しい職場でしたが、少し経験を積んできたのもあり、その忙しさが楽しく、やりがいも感じるようになっていきました。8年勤めました。
様々な経験をしたかったのでクリニック、健診や訪問看護などの経験もしてきました。
あの時の挫折があったからこそ、環境を変えることが出来たので良かったなと思っています。
あんなに看護師を辞めたいと思ったのはあの時だけでした。
母に転職を進められたことで、自分にあった職場をみつけ、看護師として続けてこれたのだと感じています。
もし、今の職場が嫌で悩んでいる方!
- 仕事が楽しくない
- 今の職場は自分に合っていない、身体的にしんどい
- 家庭との両立が難しい
など今の場所で改善出来ないようでしたら、環境を変えてみるのも良いですよ。
きっとあなたに合った職場があるはずです。
参考記事